読書
虫が大好きな長男との話のネタになればと思い、手に取りました。集団生活を営む虫の話や写真が気持ち悪いのではないか心配でしたが、特に苦になることなく読み終えることができました。シロアリなんて害虫の中でも深刻な影響を与えます。とても好きになれな…
多根清史(著) ちくま新書 なじみある名前のゲームの名作を、プロの視点で解説してくれる。懐かしさと同時に、「教養」としてこういう角度から紹介されると、また違った面白さがあります。でも所詮はサブカルチャーなんでしょうね。どれだけ詳しくなっても…
出張が多くなってから、かなり鉄道熱が高まってまして。この号は、自宅近くを走る阪急と嵐電を特集してるので、アマゾンでバックナンバーを探してまでして入手です。それ以外では「N’EX」こと成田の記事に関心。鉄道ジャーナル 2012年 01月号 [雑誌]成美堂出…
諸富祥彦(著) WAVE出版 お母さんが何があってもドーーーンと動じず、安定した穏やかな、しあわせいっぱいな気持ちになって、お子さんに愛を伝えていくこと。これ以上に、育児において大切なことは何もない!のです だそうです。冒頭のまえがきより引用しま…
橋爪紳也(監修) 創元社編集部(編) 創元社 面白いのは、地元京都の隣の、かつては「大大阪」と呼ばれ日本一の人口を誇った大都市にも関わらず、あんまり知らないことです。地方に居て思うのは、日本国内における存在感も、実力の割に少ない。市長や芸人な…
田坂広志(著) PHP文庫 企画を「立案する」ことではなく、企画を「実現する」ためにどうすべきか、そのノウハウが書かれています。思いつくだけで何もしないことって多々ある。そんなのここでは問題外。どうせ言っても実現しないって、実現させるための説得…
相川司/菊地明(著) ちくま新書 新選組の活動をコンパクトにまとめた一冊と書けばそれまで。特徴は、京を出て関東や奥州、蝦夷を転戦する様子にも、大きく頁を割いた点。個人的に以前から興味はありましたが、実際に行く機会が増えてまた感慨深い。96年出…
野添憲治(編著) 新人物文庫 この「謎解き散歩シリーズ」のいいお得意さんになってる私。目的の一つは商談中の話題作りですが、ずばりこの本そのものを手に取ってもらって大いに盛り上がった場面もありました。予備知識があるかないかで、訪れた土地の印象…
加藤章人(著) 中経出版 会社って部署によって、馴染みのある言葉・ない言葉が微妙に異なります。経理の人間から出た言葉の意味がよくわからなかったりすることも正直ある。そもそも、同じ会社の中で行われてる業務について、知っていて損はない。「経理」…
橋下徹・堺屋太一(著) 文春新書 話題の政治家の考え方がまとめてあります。そしてそれは面白い。わかりにくい行政や政治について、ある程度説明してくれる。「仕組みを変える」「組織を動かす」なんて話は、ビジネス書として読むことも出来ます。考えは合…
石田晴久(著) 岩波新書 パソコンに関する情報は少なくない。新機種、サイト紹介、ソフト操作法、各種新サービスなどです。一方で「パソコンとは何か」を教えてくれる書物を、わざわざ手に取る機会は少ないです。仕組みや歴史をわかりやすく記述した本書。1…
サラブレ編集部責任編集 エンターブレイン あの名作ゲーム「ダビスタ」と近い関係にあった雑誌「サラブレ」らしく、血統に関する解説書が出ていました。ある程度は既知の内容。新陳代謝が激しい業界の、最新の流行を把握できます。 大種牡馬サンデーサイレン…
ベースボールマがジン社 ダルビッシュが海を渡り、再びメジャーリーグに関心が向いてます。改めて野茂の偉業に思いを馳せていると、その野茂が表紙のこんなムックを発見。90年代の重要事項をコンパクトにまとめてくれてます。 片手の投手・アボットなんてい…
週刊東洋経済3月31日号。フェイスブックというと、この国ではまだ利用者が少ない。世界最大ユーザーを抱えるSNSをいち早く利用する優越感をくすぐる戦略が見え隠れする。通信産業は数少ない利幅を確保できる分野。そこに群がる企業群があることは、社会人の…
川島 冽(著) すばる舎 「こんな本も読みました」というメモですね。ここで差がつく!ビジネス文書 決定版川島 冽 すばる舎 2006-05-19売り上げランキング : 558781by G-Tools , 2012/05/18
星亮一(著) 静山社文庫 内容(「BOOK」データベースより) 慶応四年(一八六八)一月、幕府軍は鳥羽伏見の戦いで薩長軍に敗れた。戊辰戦争の始まりである。勝てるはずの戦で会津藩と奥羽越列藩同盟軍はなぜ負けたの か。薩長軍はなぜ会津を殱滅しなければな…
2/11号。仕事と関わりの深いテーマだけに購入、流し読み。一番興味あるのテーマ、「大阪百貨店戦争」。好調のルクアって、勤め先に出店依頼があったはず。近隣に直営店出店話があり、タイミング的に難しい時期でした。また社風と施設がリンクするかも微妙。…
ネット上の感想文を読んでも、ほぼ絶賛の嵐。見つけられてないだけなんだけど、否定的な人は誰もいません。楽しめなかった自分。なんで?。会社の同僚も、前作ほどじゃないと言ってましたが、そういう意見がネットにはない。内乱に加え、日本を含む列強が注…
浅田次郎(著) 講談社文庫 司馬遼太郎が誉めたかどうかで、歴史上の人物の評価が変わる側面がある。著者はこの作品を通し、西大后の評価を変えることに挑戦したのか。辛亥革命にょって清が倒れる時代を描きます。私的には懐古シーンの、明が亡びるところの…
浅田次郎(著) 講談社文庫 清朝を真に愛し、憂えた偉大なる西太后の生涯が、ゆっくりと幕を閉じようとする時、 新しい時代に向け、その力を存分に発揮し始めたのは張作霖や袁世凱であった。amazon:中原の虹-(2)-講談社文庫-浅田-次郎 西太后の死までを描…
文藝春秋3月号に掲載。正確には再掲載で、1975年に「グループ一九八四」によって執筆および掲載されたもの。37年前に発表されたものだが、現在の日本を予言した文章として、今年1月10日の朝日新聞1面で紹介されて再び注目を集めています。福祉や民主主義とい…
田中和彦(著) PHP研究所 ビジネス書によくある、タイトルで内容がほぼわかる本。A4サイズで、厚さは5mmほど。イラストが多いうえに、字も大きい。コンビニに並べるためもあってか、究極近いほど平易です。それだけに、ついつい流し読みしそうになるけど、…
都会生活研究プロジェクト(京都チーム) 中経出版 都市の特徴をまとめた本はいくつもあるし、実際何度か読んでるのに、また買ってしまいました。少し前に買った入江敦彦の物よりも、柔らかくて庶民的。市バスやラーメン、王将のギョーザなんかが複数回登場…
金井塚良一 大村進 (編著) 新人物往来社 埼玉に来た記念に、当地の特徴を柔らかく紹介した本を入手。全国区の観光資源には乏しいも、秩父をはじめ魅力的な予感がする場所がたくさんあります。全国区の観光地じゃない実用的な土地ゆえのよさもあります。関…
荻上チキ(著) ちくま新書 「メディア」とあるくらいだから、ビデオや雑誌、Webに関する物が中心かと思うと、Q2やアダルトグッズ、デリヘルなんかについても詳しい。そうなると「風俗史」になりかねず、守備範囲を広げすぎた感がありました。AVや雑誌に関す…
津軽海峡を挟んで向かい合う、青森圏と函館圏の鉄道を特集。青森圏は今後利用を検討中であり、参考になりました。他にも一昨年出張で使った寝台特急「日本海」の特集。この列車は3月のダイヤ改正で廃止されます。仕事で乗る機会を持てた幸運を喜んでいます。…
浅田次郎の小説、「中原の虹」を読んでます。読んでるというより、読まなくてはいけなくなって。秋田のお客さんにいただいたのです。長編読むのは負担だし、他に読みたい長編があるのですが、これもご縁。既に読んだ「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」に次ぐ続編。…
渡辺雄二(著) 大和書房 数ある食品のなかから、コンビニで販売している食品に絞って、その安全性を点検する一冊。パラ読みすると、愛飲しているセブンイレブンの飲むヨーグルトが高評価だったり、飲みすぎると湿疹ができるゼロカロリーのコーラを批判して…
大塚好古(著) 歴史群像編集部(編) 学研パブリッシング 日・米・英の戦前の空母および、戦後についてはかなり様々な空母を、艦型毎に写真やイラスト付きで解説しています。なぜ戦後「アングルド・デッキ」が主流になったかなど、より長い歴史的経緯や意義…
保谷徹(著) 吉川弘文館 「鳥羽・伏見」「関東」「東北・越後」「函館」へと至る、広大な範囲にわたった内戦の詳細を記してます。今年になって、秋田県大館市が戊辰戦争の戦場だったなんて初めて知りましたが、他にも新庄、本庄、平、野辺地、天童などなど…