2012-06-07 体制維新-大阪都 読書 橋下徹・堺屋太一(著) 文春新書 話題の政治家の考え方がまとめてあります。そしてそれは面白い。わかりにくい行政や政治について、ある程度説明してくれる。「仕組みを変える」「組織を動かす」なんて話は、ビジネス書として読むことも出来ます。考えは合理的。説得力もある。私が毎月使う伊丹空港廃止案も府庁舎移転案も、過去の大阪の負の遺産の解決を計ってのものと思うとわからなくはない。ひとつ気になるのは大阪「都」という言葉。これは「首都」という意味があるので、「府」のまま大阪「市」ではなくたとえば「大阪10区」なんて形がいいのかも。 追・大飯再開に関する態度の変遷のウラが気になるなあ。体制維新——大阪都 (文春新書)橋下 徹 堺屋 太一 文藝春秋 2011-11-01by G-Tools , 2012/06/07