日記連日更新中止のお知らせ

ブログというより日記でして、たまに過去を振り返るのにいいかなと続けてました。書く動機は他にもあって、せっかく見聞きした本や映画も、書き留めることを目的にしたら一生懸命になるし、書くことで復習にもなるかと。もちろん記録にもなる。けれど、ココにも書いた競馬予想中止のお知らせ同様の理由で、日記の連続更新もやめます。不特定多数のみなさまのためでなく、自分の子供のために時間を費やすことにします。やめるとは書いてません。更新頻度を著しく下げます。
今年は本厄にも関わらず、公私ともに順調です。たったひとつ、競馬の的中率を除いて。そんなわけで、ひょっとして競馬が厄落としになってる気がして、G1だけは買い続けることにしました。

真夜中のカーボーイ

1969年(アメリカ) ジョン・シュレシンジャー監督

 金持ち女の相手をして金を稼ごうと、テキサスの片田舎からニューヨークへやって来たジョー(ヴォイト)。だが現実の壁は厳しく、カウボーイを気取る彼の 夢は遠のいていくばかり。そんなジョーが知り合ったのがラッツォと呼ばれる一人の男。始終咳き込み足を引きずって歩くその小男と、ジョー。大都会のはみだ し者同士、次第に友情を深めていく二人だが、ラッツォの病状は日増しに悪くなっていた。ジョーは、フロリダへ行くというラッツォの夢を叶えようとするのだ が……。映画 真夜中のカーボーイ - allcinema

ネルソンの主題歌「うわさの男」は、今でもよく耳にしますね。この作品がアメリカンニューシネマを代表する傑作で、アカデミー作品賞まで取ったというのは、どうにも納得できないんですよ。「熟女」「ゲイ」「男娼」なんてのがキーワードなのですから。時代の空気を捕らえてるからでしょうか?。
若きダスティン・ホフマンの天才俳優ぶりを目にできるのが、何とも有り難い。映画を見る理由の一つに、素晴らしい俳優の演技に触れるというのは間違いなくある。靴磨きのシーンなんか見ほれます。当時の映画によくあるイメージ画像も、「イージーライダー」のそれに引けを取りません。

昆虫の世界

虫が大好きな長男との話のネタになればと思い、手に取りました。集団生活を営む虫の話や写真が気持ち悪いのではないか心配でしたが、特に苦になることなく読み終えることができました。シロアリなんて害虫の中でも深刻な影響を与えます。とても好きになれないわけですが、ここでは木に含まれる「セルロース」を分解できる数少ない生き物として紹介される。地球にとっては大事な存在です。
他にもユニークすぎる一生を送る虫の生態など、神様が本当に存在して遊んでいるのかと疑いたくなるような事実の数々に驚かされました。

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徹底図解 昆虫の世界―昆虫のからだのしくみ、分類、生態から人間とのかかわりまで
岡島 秀治
新星出版社 2009-06
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教養としてのゲーム史

多根清史(著) ちくま新書
なじみある名前のゲームの名作を、プロの視点で解説してくれる。懐かしさと同時に、「教養」としてこういう角度から紹介されると、また違った面白さがあります。でも所詮はサブカルチャーなんでしょうね。どれだけ詳しくなっても、なかなか役に立つ場面は多くなさそう。こういう読書こそ、至極の体験です。

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教養としてのゲーム史 (ちくま新書)
多根 清史
筑摩書房 2011-08-08
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鉄道ジャーナル1月号

出張が多くなってから、かなり鉄道熱が高まってまして。この号は、自宅近くを走る阪急と嵐電を特集してるので、アマゾンでバックナンバーを探してまでして入手です。それ以外では「N’EX」こと成田の記事に関心。

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鉄道ジャーナル 2012年 01月号 [雑誌]
成美堂出版 2011-11-21
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男の子の育て方 

諸富祥彦(著) WAVE出版

お母さんが何があってもドーーーンと動じず、安定した穏やかな、しあわせいっぱいな気持ちになって、お子さんに愛を伝えていくこと。これ以上に、育児において大切なことは何もない!のです

だそうです。冒頭のまえがきより引用しました。一番大切とあるので、本編はいくらたくさん書かれていても一番大切ではないくらい、上の言葉に集約されてるとして内容ははぶきます。それほど珍しいことが書かれてるわけではないと思う。
ウチも、特に地元に戻ってからというもの、奥さんが長男に厳しいしつけと称して、人間関係が壊れかねないほどの要求をしてると思ってました。一緒に怒らないと、私にまで矛先が向く。それほどきつく怒る必要もないと、端からは見えた。しかし私の意見は採用されない。将来子供が問題を起こしたら、甘やかした私の責任と脅迫する。ですが、子供は言うことをきけない。理想と現実のギャップに奥さんのイライラはつのる。そんな毎日。
ふと新聞広告にこの本が載ってるのを、別々に私たち夫婦が見つけました。それぞれの思いはともかく、手に入れたいということでは同意。奥さんも興味深く読んだようです。私から見て極端と思える育児が、それは責任感の強さ故のことですが、いくらかでも和らげばと願います。
姉妹本「女の子の育て方」も読みました。

大阪の教科書

橋爪紳也(監修) 創元社編集部(編) 創元社
面白いのは、地元京都の隣の、かつては「大大阪」と呼ばれ日本一の人口を誇った大都市にも関わらず、あんまり知らないことです。地方に居て思うのは、日本国内における存在感も、実力の割に少ない。市長や芸人などは話題になるけど。ここでは偉大な企業や発明が大阪をルーツにしてる事実を、これでもかと書いてます。食文化も、やはり芸能文化も。一組の漫才コンビを取り上げます。
このところお笑いブームとのこと。でも全く見てません。年齢的なものなのか。ダウンタウンが出て来たときは、ご多分に漏れず大好きでした。母なんかは「やすきよ世代」で、よくお見合い番組を家族で見てたし面白かったけど、ダウンタウンは次元が違う。


 
やすきよは漫才もええけど、二人の素を知りすぎたきらいがある。司会をしてる時のやすしの危うい感じが、お茶の間で見ていてドキドキしました。漫才以外は嫌やったんかな、やすし。この音楽、上がります!

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大阪の教科書 増補改訂版 :大阪検定公式テキスト
橋爪 紳也
創元社 2012-03-23
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by G-Tools , 2012/06/18