沈まぬ太陽(4)

山崎豊子(著) 新潮社
「会長室編」がスタート。大事故を起こした国民航空改革のため、時の総理が関西の財界人国見を会長として送り込む。「アフリカ編」は主人公恩地について書かれ、「御巣鷹山編」は文字通り事故を書いたドキュメント風の巻であるのに対し、「会長室編」は主人公が国見会長もしくは腐敗しきった国民航空そのものであると受け取りました。
沈まぬ太陽〈4〉会長室篇(上) (新潮文庫)
沈まぬ太陽〈4〉会長室篇(上) (新潮文庫)