日米安保改定50年 第1回 隠された米軍

NHKスペシャル
12/4放送NHKスペシャル普天間問題を期に在日米軍への関心が高まる中、根本となる安保条約についてもっと知りたいと思ってました。しかしされどテレビ。内心期待してなかったのですが、いやいや面白かったです。
安保闘争学生運動をした側からすると、最も活動が高揚したと振り返られます。アメリカ側からすると学生の争乱は恐るるに足りず、市民全体が反対運動を起こさなければいいと冷静に分析していたとのこと。また学生達は岸や佐藤、公安警察を敵として槍玉にあげたわけですが、想像していた以上に真の相手はアメリカそのものであったのでしょう。
アメリカ国防総省に対日政策立案部署があることもはっきりわりましたし、右からの自主防衛論にも警戒していたことがわかる。番組ではそこまで触れてませんが、政治や報道、教育といった部分にまで、アメリカの意思が大きく反影しているのではないかとの疑念が湧きました。
NHKスペシャル