マグカップ

実家に戻ってからというもの、高校卒業時に学校からもらったマグカップで毎朝カフェオレを飲んでます。書いてある文字を読むと1990年卒業とある。高校3年間は87年から89年にかけてと認識していたので、いまさらながら卒業時は90年代にかかっていたんだなと知ったわけです。
当時は周りの、特に女子が青春してる風景を横目に、自分は先の見えない浪人生活へ突入することへの覚悟を暗澹たる気持ちで決めてました。振り返ってこれも青春の1ページ括っていましたが、当時はなかなかに余裕なかったです。
就職して自分で稼ぐまでは暗い部分を抱えてたし、それをことさらい見つめる傾向がありました。若い時には珍しいことじゃないと思いますが、死への衝動のようなもの(タナトス?)が大きくなる感覚はわかるつもりです。
最近、近所の1歳年下の女性が自殺したのでショックを受けました。小学校以来話したことはなく、声や姿は当時のままリセットされてる。あの頃賑やかにつるんでいた遊び仲間達のその後を聞くと、生きることって簡単じゃないですね。子供が大きくなる時分には、さらに生きるのが難しくなってるのでしょうか。