シリーズ日米安保第3回 “同盟”への道

P3Cという対潜水艦用偵察機を日本に負担させ、宗谷海峡津軽海峡を通るソ連原潜を封じ込めたことなど極東の島国の存在が冷戦勝利に大きく貢献したのだという。
現在は世界戦略「テロとの戦い」の重要拠点で、アフガニスタンイラクに向かう兵士が実戦さながらの訓練を沖縄や富士裾野で行っている。番組はなぜそのようになったかのプロセスを追うわけですが、その時々「仕方なかったのかな」と「思わせる作り」。
ジャパンハンドと呼ばれる知日政治家や軍人の存在にも触れていました。知らなかったのですが、取り扱った本も出ています。
ここまで3回見ても、なんかまだよくわかんないんですよね。そんなに簡単にわかっちゃマズイのですが。核心は、日本の危機に際し、本当にアメリカが動くかどうかと見ていますが、それいついての言及はここまでありません。24日の朝日新聞で米国人からとったアンケートの結果が載っており、「米軍は何のために日本にいるのか」との問いに、「日本を防衛するため」と答えた人はわずか10%です。
NHKスペシャル
ジャパン・ハンド (文春新書)
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