創価学会の実力

島田裕巳(著) 朝日新聞社

巨大宗教団体に発展した創価学会は支持政党である公明党を政権に送り込み、いまや日本の将来を左右する力を持つにいたった。会員数は公称で827万世帯。 ざっと計算すると日本人の16%以上が創価学会員だということになる。しかし、これだけ世の中に浸透し影響力を持ちながら、この巨大宗教団体のパワーの内 実については、外から伺い知れないものがある。創価学会の本当の力とは、いかなるものなのか。そして、どこに問題があるのか。筆者は宗教学者の立場から、 あくまで客観性を重んじて、この創価学会の本質に関わる問いに迫っている。amazon:創価学会の実力-島田-裕巳

「葬式はいらない」が話題の著者にしては、創価学会への矛先は鈍い感もあります。これをテーマにするのはブログといえども手がすくむ(笑)。なんかね。
「宗教団体に限らず、創価学会ほどの大きな組織は他に存在しない」とありますが、外部の人間が恐れるほど実際には力が無いとか、その組織内部に継続における不安があるとか、客観性を装いながら結果的に援護射撃になってる印象。ネットの噂の全てを信じないまでも、やっぱり色々あると思うんです、弊害が。いまいちかゆい所に手が届かない内容に不満です。
創価学会の実力
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