青春の言葉 風街の歌 作詞家 松本隆の40年

NHK・音楽のチカラ5/26放送分。80年代に多感な世代だった人間がいま企業などで中心的役割を果たしているからか、当時の文化への再評価がいまだ続いています。たしか政治色の薄れた世相を上の世代は「軽薄」などとレッテル貼りしていたと記憶してますが、ヒット曲に焦点を当てても、客観的でファンタジー溢れる芸術性を持った詩の作品が多いです。当時の作詞家の巨星的存在を特集したこの番組。TVというのはいくら深い考察を計っても、郷愁に訴えますね。
いまFMなんかで流れる曲の最大の弱点は詩だと思ってます。一人称、もしくはせいぜい二人称の、携帯メールレベルの言葉が多くて残念。聴き手を舐めてるし、そんなんだから売れないし、売れないから粗悪品が増える.悪循環です。