ラーメンと愛国 

速水健朗(著) 講談社現代新書
ラーメンにまつわる様々な事柄が網羅されながら、著者独特の知識の「サーフィン」というべき寄り道のため、読み物として興味深い一冊となっています。インスタントラーメン・ご当地ラーメン・近年の「作務衣系」など、なんとなく当たり前だと思っていたことに対する再検証は、目からウロコ。ただし、タイトルにあるほど「愛国」が内容に占める割合はそれほどではないです。
著者は、かなり前からブログで注目してました。その後、著作や書評でご活躍が増えてます。最近、たまに見にいくブロガーの方々の著作が、いわゆるブログ本とは違い、大手から出版される例が目立ちます。
ラーメンと愛国 (講談社現代新書)
ラーメンと愛国 (講談社現代新書)