ゼロ年代の論点 -ウェブ・郊外・カルチャー-

円堂都司昭(著) ソフトバンククリエイティブ株式会社

次なる10年のためのナビゲーション
ゼロ年代に批評は何を論じてきたのか? 注目すべき多くの書籍を通して、ゼロ年代の論点を文芸・音楽評論家が浮き彫りにする。
そこから見えてくる従来とは異なる表現のかたちやネットの影響力、そして街並みの変容などは、まさに現在考えるべきテーマだ。
本書はブックガイドとしてはもちろんのこと、ゼロ年代に論じられた幾つものポイントをナビゲーションする役割も果たすだろう。amazon:ゼロ年代の論点-ウェブ・郊外・カルチャー-ソフトバンク新書-円堂-都司昭

「批評を批評する」がイドブック的な内容。取り上げられてる書き手を見て、今勢いがあるのが誰なのかがわかります。ゼロ年代に至っては東浩紀の一人勝ちの様相を示してるとのことですが、エヴァ解説本くらいしか読んでないのでいずれ手に取らないといけません。ちなみにここに取り上げられている本でに読んだのは、梅田望夫ウェブ進化論」・佐々木俊尚電子書籍の衝撃」・三浦展ファスト風土化する日本」の3冊。現在議題に上がってるテーマとともに、主に紙媒体への考察も行われています。