AKBを聴いてみて。

好みの子がいるわけじゃないのに、社会現象のシャワーに触れたいから購入したことは先日書きました。AKB商法なるネガティブな報道の影響や、狭いオタク的イメージもあって、興味を持ちつつ避けるようにしてた私も、聴いてみると惹き付けられる楽曲の多さに驚かされました。また秋元康が時間をかけて時代を超えて、再びムーブメントを起こしたことに感服もしました。
彼の詩は80年代当時、特別際立ったものではありませんでしたが、昨今の素人みたいな自作自演アーチストが蔓延する中では、言葉の使いこなし方が格段に違う。作曲も80年代から活動を続けてる人が書いてるケースが多いですね。職業作家による楽曲のクオリティの高さを見直す機会になってもいい。
以下サイトでは、売上げがここに来て急上昇中の様子がよくわかります。私も遭遇した全国握手会がファンの増加につながったという。隅っこからなんとなく見ていただけなのに、時代を象徴する一瞬に立ち会った気がしています。
「好みの子がいない」のも、同性の支持を集める計算のうえに成り立ってるのかもしれません。今朝の朝日に秋元氏を1頁特集した記事がありました。どこまでブームは大きくなるのでしょう。
http://encyclopedia.jpn.org/AKB/?%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC