カティンの森

2007年(ポーランド) アンジェイ・ワイダ監督

1939年9月1日ドイツに、17日にソ連に侵略されたポーランド。そして、捕虜になった約15,000人のポーランド人将校が行方不明になるが、後に多くの遺体がカティンで発見される。タブーとされてきた“カティンの森事件”の真実を、将校たちの姿と彼らの帰還を待つ家族の姿を通して描いた衝撃作!将校 たちの、国家への忠誠と、家族への愛の狭間で引き裂かれる思い。人々の運命は戦争によって翻弄され…。amazon:カティンの森-DVD-アンジェイ・ワイダ

重厚な歴史物。「『戦場のピアニスト』みたいで好きだな」って思ってたら、撮影が同じ人だった。あの「灰とダイヤモンド」のワイダ監督が80歳で撮ったというから凄いです。
消滅したナチスと違い、ソ連の暴力性にはどこか蓋がされています。超大国の怖さと20世紀の不幸を再確認しました。
暴力性に蓋がされている点は、中国にも言えることですね。
カティンの森 [DVD]
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