もうひとつのシベリア抑留〜韓国・朝鮮人捕虜の60年〜

ETV特集・11/15放送分。第二次大戦中、日本軍に徴兵されたため戦後シベリアへ抑留された人達の、苦難の人生を描いた番組。関東軍ではソ満国境の最前線に送られたうえ、ソ連侵攻時には特攻までさせられたという。過酷な抑留生活を行った物たちは、北朝鮮建国に際し国家建設のために思想・政治的に訓練を受けて送り込まれた。そのなかで韓国へ行くことを希望した者はなんとか国境を渡るも、帰国後は差別や偏見に苦しんだという。
知られざる歴史に焦点を当てた、いいドキュメントでした。日本が保証を行うかどうかは、他にも類似した問題が多数存在するため、65年の日韓の取り決めを踏襲する意見もわかる気がする。大きな問題を数多く未来に残してしまった時代ですね。
http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10002200090904060030161/