強欲資本主義 ウォール街の自爆

「人生が競馬のたとえ」と言った人がいる。言葉遊びのようですが、まんざら外れてないとこの歳になって思う。人生には賭けの要素がたくさんある。
貯金をどういう形で持つのがいいか。少し前まで「円はダメ」とかなんとか、投資を煽る広告や書籍が溢れてました。身近な人にも勧められた。銀行に勤める家内の親友にも。
結局お金は働いて増やすしかないという結論に基づき、投資はしないという判断に至りました。昨今の金融危機を尻目に、その判断はひとまず良かったと思います。
世の中がどうしてこうなったのか。これからどうなるのか。緊急出版された感もある一冊ですが、特に後半はかなり読ませます。
強欲資本主義 ウォール街の自爆 (文春新書)
強欲資本主義 ウォール街の自爆 (文春新書)