精子が減っていく… 〜環境ホルモン研究の最前線〜

NHK-BS世界のドキュメンタリ−2/5放送分。男性の精子の数が減っている話はよく聞きます。また、元気が少なかったり形状に問題のあるものが増えてるとも。番組では環境ホルモンと呼ばれる、体内でホルモンに似た働きを見せる化学物質がその犯人と主張する学者達と、化学物質業界による反論が見られます。化学物質の影響に関しては、単体ではなく複数の物質を合わせて摂取することについては不明な点が多く危険であると学者は主張。ヨーロッパでここまで言うのなら、中国とかどうなるんだろ。母親の胎内に居るときの影響が、その後に弊害を引き起こすという話も残りました。50年代のフランスでは、流産防止にとDESという合成ホルモンを服用したため、パリに住む男性の精子の減少に影響を与えた事例を紹介。この薬は他にももっと怖い結果を引き起こしたようですが。この枠の番組らしく、怖い内容です。
http://www.microbes.jp/aimai/kurashi/fl418.htm
http://www5.ocn.ne.jp/~kmatsu/iryousangyouhanzai/06DES.htm
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/090205.html