検証・「雪印」崩壊

北海道新聞社取材班(編) 講談社
北海道の有力企業が次々と倒れていく。忘れかけていますが、雪印問題もそうでした。創業者が牧場を持ってたのが、以前住んでた所に近いんですよね。この事件は仕事をする人間誰もが教訓にしないといけない。なのにその後「偽」の文字が世を表す事態になっているのは残念。人ごとじゃないし、襟を正せねばなりません。乳業の食中毒だけならここまでの怒りを買わなかった。さらに食肉の偽装があったがためのジ・エンド。文中、産地偽装は食肉業界ではよくあることとあったのが気になります。長くなるので簡単に所見を述べると、産地偽装ぐらいはまだ可愛い。埼玉で生食用じゃないレバーを生で出してる店が大半を占めるという報道が以前ありました。これはきっと埼玉に限らないと思う。この方が怖い。脱線しちゃいました。メグミルクなんてのがあって、虎視眈々と雪印は復活を目論んでるのかと思いきや、既に事実上解体されてたんですね。
検証・「雪印」崩壊―その時、何がおこったか (講談社文庫)
検証・「雪印」崩壊―その時、何がおこったか (講談社文庫)