自民党の終焉

森田実(著) 角川書店
調べると著者は、ブントの創成に関わってるという。フジTVの情報番組で長年解説をつとめていたとは思えない経歴。本書では小沢一郎を礼賛しているのですが、それも現在は方向転換しているのだという。なんだか節操がないのですが、日本とアメリカにまつわる微妙な問題にも触れてくれています。ここに来て政局は「面白さ」を増してると思うんです。西松建設の件も、与党の本気度が滲む。結局任期満了まで麻生さんはやり抜くのかなあ。私自身は、政権交代に意味があると思う派。
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