裁判員制度の正体

西野喜一(著) 講談社
まずは職場で法務省が作ったDVDを渡されたので見ました。そこで広報映像にも関わらずこの制度への反対の意思を漠然と持ちました。理由としては単に負担であるうえ、やはり素人には難しいという思い。さらにこのドラマの様に優秀な裁判官や比較的まともな裁判員で構成されるわけがなく、まさに「ドラマのように上手くいかない場合も多いはず」といったところです。
法務省ドラマ

本書も制度への批判的立場から書かれてます。まとめた部分があるのでそのまま引用します。

1. 裁判員制度は、これを実施しなければならない必然性がない無用な制度だということです。
2. この制度は、わが国の骨格を定めた日本国憲法に違反する違法な制度だということです。
3. この制度は、手抜き審理が横行する可能性がある粗雑な制度だということです。
4. この制度は、事実の真相の追求が図られなくなる恐れがある不安な制度だということです。
5. この制度は、公判のあり方自体において、被告人にも、犯罪被害者にも辛く苦しい思いをさせる過酷な制度だということです。
6. この制度は、費用がかかり過ぎる浪費の制度だということです。
7. この制度は、裁判員に動員される国民の負担があまりにも大きい迷惑な制度だということです。
8. この制度は、国民動員につながる思想をはらんだ危険な制度だということです。

http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2879034

広報マスコットが上戸彩なんですよね・・・

私自信は「心身の故障」をアピールしたら回避できそうな。