Hung Up

マドンナのアルバム「Confessions on a Dance Floor」の1曲目。シングルとしても大ヒットしたこの曲。発売直後に入手し、サンプリングされているABBAのCDも一緒に、北海道北部を担当していた当時の出張先で運転中に良く聴いてました。先日ラジオから流れて来たんだけど、改めて格好いいです。
古い曲って定番化を逃すとかかりにくいんだけど、この曲はどんな運命をたどるんだろう。マドンナには「Like a Virgin」を始めとする知名度抜群のナンバーが多い割に、長く愛される名曲になってるものは少ない。
思えば80年代初期から最前線でヒットを飛ばしてるってのも脅威。なのにその割には評価は低い。なんとなく好かれてるけど、コアなファンが少ないのか。そこが長続きの理由でもあり、弱点でもある。あるいは曲より、個性が強すぎる本人が目立ちすぎるのか。
個人的にも思い入れのある大好きな曲がいっぱい。改めて振り返ってみます。

True Blue…リアルタイムでヒット中の洋楽でハマった、最初のナンバーのひとつ。80’s電子音に頼り過ぎですが、これはエコーも効かせつつ、しっかり強いサウンドになってます。セルフプロデュースとのこと。こういうのこそネ申曲っていうんだよ~っ!

Hanky Panky…「アイム・ブレスレス」からのシングルカット。よく聴いたアルバムで、この曲が廻ってくるのが心待ちでした。チャートアクションは地味で、ビルボード最高位10位。

American Pie…カバーソング。90年代、僕にとっては姿を消してた彼女が、再び現れてくれた印象。王道アメリカン・ポップスを唄うマドンナがいい。

Beautiful Stranger…「オースチンパワーズ・デラックス」主題歌。この映画を見た日、映画館4件ハシゴしました。とても輝いてたきがする頃。

American Life…シャナイア・トウェインとこれが入ったマドンナの新作を、札幌に住みだしてすぐに買いました。転勤直後で濃厚な時間を過ごしてただけに印象強い。

Hung Up…最後にHung Upも見ておきましょう。いつまでたっても3つめのメロディが出てこない。AメロとBメロだけで押していく。J-POPにはないね。いいわ〜。