能代商VS如水館

これも随分前のことですが、この夏唯一最初から最後まで見た試合が、能代商VS如水館能代の保坂は、球速が120キロそこそこながら、堂々たるピッチング。彼の投球術が非常に見応えがありました。捕手のリードも良かったのでしょう。難しい打者相手には無理をせず、勝負の際はストライク先行。ピンチにも動じない。むしろ打気を誘うコースから、わずかに落とすなどして凡打を招き寄せる。唸りました。阪急などで活躍した星野のように、球は遅くても成功するプロ野球選手に育ってくれるといいのに。