福島5日目

29日のメモより。1時間あたり1.4〜1.5マイクロシーベルトという発表は、地上10M以上の地点で測定された値であると昨日(28日)のNHK9時のニュースが伝えてます。29日の福島民報1面トップは「全県民220万人対象 原発事故健康調査 避難者も線量推定」とあります。そんなところに来てます。将来的に県の半分は居住不可になりやしないか。
この何ともいえない不安、県外の人にはわからない。どんなに情報を集めてもシンパシーを寄せようとしても、他人事にしかなりえない。
福島ナンバーの車が他県に行くと傷をつけられたり、「福島から」と言うと旅行の宿が取りにくかったりするんだとか。こんないい人たちが住む美しい町なのに、やりきれません。
遠くから報道を見るのと実際に身を置くのとでは、全く感じ方が違います。入ってくる情報に対し、アウトプットがうまくできません。
恐ろしい国会の答弁を見つけたので貼っておきます。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/001817720110516023.htm
上記記事に関連するブログ。
福島第一原発事故 未来はカネで買えたのか 原発誘致の「予後」原発は本当に「安い」のか: 天漢日乗