コンピュータ

「Power To The People」というジョン・レノンの言葉をもって、パソコンの「力」を訴えた時代がありました。確かに便利だし、低コストで様々な作業が可能。私も中毒気味。
一方で社会から仕事を奪ってもいます。この世は絶妙なバランスで成り立ってるんでしょうか。
会社で納品書やなんか刷るとき、レーザープリンタが「ガガガガ・・」と動くたびに、かつて手で書いてた時代に思いを馳せます。職場の業務をマンパワーだけで行おうとすると、こんな小さな支店でもあと3〜4人の人員お重が必要です。逆に言うとパソコンが、それだけの人の分の仕事を奪ってるわけです。全国だと、いったい何人になるでしょう。新たな労働需要を生んでもいるけど、減った数が圧倒してるはず。仕事が無いのは不況のせいだけじゃなく、コンピュータ革命にも大きな原因がある。これもまた、人を幸せにしない革命だったのでしょうか。