阿弥陀堂だより

2002年(日) 小泉堯史監督

東京に住む上田孝夫と美智子の夫婦。孝夫は売れない小説家、美智子は大学病院の有能な医師だった。ある日、美智子は流産をきっかけにパニック障害という心の病にかかってしまう。都会の生活にも仕事にも疲れきっていた2人は、孝夫の故郷である信州へ移住することを決心した。2人は移り住んだある村で、村の死者がまつられた阿弥陀堂で暮らしているおうめ婆さんを始め、様々な人々と出会った。喋ることが出来ない難病を抱える少女・小百合は、おうめが日々思ったことを書きとめ、村の広報誌に“阿弥陀堂だより”として連載していた。
解説/あらすじ - TSUTAYA online - 阿弥陀堂だより DVD

樋口可南子って、10代の時分からずっと好きです。「Water」Fruit」を発売日に、京都駅南口のアバンティブックセンターで買ったもの。今も実家にあるんじゃないかな。この映画では、相変わらずお美しい姿を堪能することができました。
派手なシーンがない淡々としたストーリー。だからリアルかというと、そうではない。登場人物の大半が、悟ったような人格を持っている。しかも奥さんはお美しい。ファンタジーそのもの。
作中に現れる宮沢賢治の言葉や、田村高廣演じる恩師の書の文章に、「はっ」と思わされる。私も映画や本に囲まれてのほほんと暮らしてるだけじゃなく、色々あるのです。宗教映画の要素も大きい映画。
阿弥陀堂だより [DVD]
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